7:30 起床
今日はバルセロナへの移動日。ホテルをチェックアウトする9時半まで時間があるので、朝食後にサン・ニコラス展望台に行くことにした(11時間ぶり、3度目)。
8:25 ホテル出発
市の中心部にあるホテルから展望台までは徒歩15分。ザクロの彫刻と石畳のモザイク舗装はすっかり見慣れた存在となった。


路上でカメレオンを見つけた。ザクロのようにグラナダと関係があるのかと思ったら、今はもうない、昔のケーブルテレビ会社のロゴだった。



石畳の坂道が朝日を照り返している。爽やかな朝だ。

8:40 サン・ニコラス展望台
まだ時間が早いので、観光客はほとんどいない。


朝日に照らされたグラナダの街とアルハンブラ宮殿を眺める。




カルロス5世宮殿も見える
もし、もう一度グラナダの街を訪れる機会があるなら、やはり「十字架の日」(5月3日)に来たい。夏ほど暑くないし、何よりもお祭りを祝う地元の人たちの姿を見ることができるからだ。
9:30 ホテルチェックアウト
メアリーは非番だったので、挨拶することも本当の名前を聞くこともできなかった。これはグラナダ唯一の心残り。人生と同じく、旅は一期一会、後悔先に立たずだ。ホテルは一方通行だらけのところにあるので、フロントでタクシーを呼んでもらう。


10:00 グラナダ空港着
空港まではタクシーで30分弱。


12時15分のフライトなので、まだかなり時間がある。グラナダ空港は小さな空港で、出発ロビーには飲み物と軽食を売る店が一つしかない。ビールを買って、チェックインカウンターが開くのを待つ。


10:15 チェックインカウンターオープン


スーツケースを預け、大きめのソフトバッグとバックパックを手荷物として機内に持ち込む予定。航空会社はイベリア航空傘下のLCC「Vueling(ブエリング航空)」。この区間はほかに選択肢がなかった。
LCCといえば、手荷物のサイズ超過に厳しいという話をよく聞くが、僕の手荷物は、どう見ても航空会社の規定サイズを超えている(たぶん)。このバッグを料金なしに機内に持ち込めるか、それがこの旅で一番の懸念事項だ。

搭乗エリアに入るとレストランがあったので、またビールを飲む。移動日はどうしてもアルコール摂取量が増えて困る。

11:20 搭乗ゲートオープン
搭乗ゲートに向かうと、例の「手荷物測定器(サイズチェッカー・ゲージ)」があった。きっと、このサイズチェッカーに手荷物が収まらないと、追加料金を要求されるのだ。


ドキドキしながらゲートに進むと、特に荷物のサイズチェックはなく、手荷物を持ってすんなりと搭乗することができた。ホッ・・・。
12:15 グラナダ定刻発
さらば、愛しきグラナダよ。

13:45 バルセロナ定刻着
バルセロナは雨だった。スペイン国立気象庁によれば、5月のバルセロナで1mm以上の雨が降る日は平均4.7日。つまり、ひと月に5日もない。その一日に当たったらしい。太陽の国スペインなのに、なぜ今日なんだ・・・。
でも、今回はスーツケースが無事出てきたので、よしとしよう。

バルセロナについて
バルセロナをはじめて訪れたのは2025年2月のこと。5泊6日の旅程で、アントニ・ガウディの作品(サグラダ・ファミリア、グエル公園、グエル邸、カサ・バトリョ、カサ・ミラなど)やカタルーニャ音楽堂、美術館を見て廻ったが、5泊では全然時間が足りなかった。
今年(2026年)2月、サグラダ・ファミリアにイエスの主塔が設置されたのを機に再訪を決めた。今回は8泊9日。前回見られなかったものを全部見ようという心づもりである。特にバルセロナ近郊に点在するガウディ作品はコンプリートしたい。
14:30 タクシー乗り場
タクシー乗り場には観光客が長い列を作っているが、たくさんのタクシーが待機しているので、それほど待たずに乗車できた。

ホテルに向かう道中、親切なタクシー運転手が「○○という観光名所はあそこ、あれは大型ショッピングモール」と英語で教えてくれた。
15:00 ホテルチェックイン
前回も滞在した「Room Mate Pau, Barcelona」にチェックイン。


このホテルはカタルーニャ広場に近く、どこに行くにもアクセスがいい。道路の反対側には小型スーパーマーケットがあるし(酒も買える。これ大事)、近隣には百貨店「エル・コルテ・イングレス」があるので、お土産を買うにも、フードコートで食事をするにも便利。スタッフは親切で、部屋は清潔で使いやすい。ビュッフェ形式の朝食も料理の種類が豊富で美味しい。


Room Mate Pau, BarcelonaはBooking.comで予約した↓
荷解きをして、しばし休憩。
16:00 外出
小雨が続くので、観光は諦めてラ・ボケリア市場に向かう。市場なら屋内だし、お腹も空いてきたので食事をしよう。

16:15 ラ・ボケリア市場(La Boquería)


市場には、肉、オリーブ、トウガラシ、ナッツ、生ハム、フルーツ、調理パン、お菓子など、ありとあらゆる食べ物が並ぶ。








その場ですぐに食べられるものも多く、見ているだけでも楽しい。


観光客で賑わっているが、地元の人たちも買い物に来ているようだ。
16:30 夕食
市場にはカウンター形式のレストランがいくつかある。市場を一通り歩き、繁盛していてすぐに座れる店、「Bar Boquería」を選んだ。


さすがは観光地、英語のメニューがあった。肉類も豊富だが、バルセロナは地中海に近いので、海鮮メインでいこう。
白アスパラガス、グリルしたタコ、イカの炭火焼きを注文。さて、どんな料理が出てくるか?


まず、白アスパラガス。茹でたアスパラガスにマヨネーズベースのソースと砕いたヘーゼルナッツ(たぶん)がかかっている。アスパラガスの食感はふっくらとして柔らかい。シンプルな味に少し酸味のあるソースとナッツが膨らみを加えている。追加で白ワインを頼む。


次に今まで見たことのないタコ料理が出てきた。メニューをよく見直すと、中央がマリネしてグリルしたタコ、その下がトリュフ風味のジャガイモ、赤茶色の部分は野菜とパプリカオイルを使ったものらしい。あっさりとして、やさしい味付けで口に合う。

最後に、ゲソまでついたイカの丸焼き。表面には香ばしい焼き目と焦げ目が付いており、これは日本の居酒屋でもよく見るイカ焼きだ。日本と違うのは、白と黒のソースがかかっているところ。

白は少し酸味のあるマヨネーズソース、黒がイカスミだった。柔らかくて肉厚なイカにレモンをかけてソースを付けると、イカの甘みが変化して楽しい。

全体的に素材のよさを活かした料理と味付けで、日本人の僕の口にもよくあった。地元の食材を洗練された料理で楽しめる、いい店だったが、問題は値段だ。ビールとオリーブ、白ワイン、野菜一品、スナック二品で€70くらい(約1万3千円)。観光地価格に円安の影響があるにせよ、メインディッシュを注文せずにこの値段は痛い。
バルセロナでは価格に注意する必要がありそうだ。
17:20 レコード屋廻り
市場を出ると、雨脚が強まっていた。やむなくこの旅で初めて傘を差す。

前回バルセロナに来た時に一通りレコード屋を廻ったので、だいたいどの辺りに店があるかは分かっている。ホテルに戻る道中にある二店に立ち寄る。
日本でも同様だが、やはり雨の日はレコード・ハンティングには向かない。店内で商品を濡らさないか、レコードを買っても濡らさないか、ずっと心配がつきまとうからだ。
というわけで、ビートルズのコーナーをさらっと見て帰る。晴れた日にまた来よう。



17:40 百貨店「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」
雨脚が弱まったので、ホテルに戻る前にスペイン最大の老舗・高級デパートグループ「エル・コルテ・イングレス」に立ち寄る。お土産はこの旅最後の街、バルセロナで買おうと決めていたのだ。

まず、お土産の下見。前回喜ばれた、イビザ島の塩「サル・デ・イビザ」を探すが、見当たらない。この百貨店はホテルから徒歩1分と近いので、また来よう。

評判のいい最上階のフードコートも下見。各ブースでパエリアやスペインオムレツ、サラダなどの料理を取って、飲み物などと一緒にレジで支払うシステム。料理の種類が豊富で、食事スペースはゆったりとしていて、窓からの景色もよい。バルセロナ滞在中、利用できそうだ。


18:00 買い出し
ホテル向かいの小型スーパーマーケットで水、ビール、ワイン、イベリコ豚風味のポテトチップスを購入。ポテトチップスは味を「下見」して、美味しかったらお土産にするつもり。



21:40 夜食
市場の食事が軽かったので、お腹が減った。スーパーで買った赤ワインと日本から持参したインスタントカレーライスを食べる。日本を出てほぼ2週間。日本式のカレーライスが、文字通り五臓六腑に染み渡る。


23:00 就寝
明日からのバルセロナ観光に備え、早めに就寝。

