8:30 起床
窓の外を見ると、この旅初の青空。

B&B(Breakfast & Bed)を自称している割りに朝食は出ないので、「キーマカレーメシ」を食べる。

何が「ギネス新記録なのか」は知らない
9:35 チェックアウト
計画通りポールとB&Bを出発。


9:40バス停到着
先客は3人。うち2人は昨夜一緒に食事したベルギー人のダイアナ・セオ夫妻だった(世界は狭い!)。彼らも僕とまったく同じ旅程でベルファストに向かうという。やはり、日曜日にベルファストに行くのはこのルートしかないのだ。ポールとはポータダウン駅で別れてしまうので、夫妻と一緒なら心強い。


10:00 バス出発時刻
定刻の10時を過ぎてもバスが来ない。乗客の列はだいぶ長くなっている。ジリジリした気分が続く。結局、バスは7分遅れで到着した。乗車時に行き先を言って、クレジットカードで料金を支払う(4£)。


ベルファスト行きの僕らは電車への乗り換え時間が15分あるからなんとか間に合いそうだが、ダブリン行きのポールの乗り換え時間はわずか10分とかなり厳しい。

目的のバス停が近づいてくると、ポールは「僕は電車に間に合うように駅まで走らないといけないから」と言って、バス停から駅までの行き方を教えてくれる。どこまでも親切な男である。
10:30 5分遅れでバス停到着
ポールと別れ(さらば!相棒)、夫妻と駅に向かう。発車時間まであと10分。駅までは徒歩で5分程かかるので、結構ギリギリだ。小走りし、駅に着いた時点であと4分。なんとか間に合いそうだ。

しかし、携帯のQRコードをかざしても改札が開かない!駅員に訊くと、「チケット売り場で電車のチケットをもらえ」と言う。えー!そんな非合理的なことってある?!訳が分からない。


窓口でQRコードを提示し、紙のチケットをもらって改札を通ると夫妻が待っていてくれた。発車まであと数分しかないのに、なんて優しいんだ。ちょっと感動した。僕らの電車は反対側のホームから出発するので、荷物を抱えて階段をえっちらおっちら上り下り(エレベーター・エスカレーターはない)。ようやくホームに着いたと思ったら、今度は電車のボタンを押してもドアが開かない。試練が続く。どのドアも開かず、どうやらホームの前方に停車中の別の電車に乗車するようだ。ややこしい!なんとか発車時間ギリギリで乗車できたが、3人とも息が上がっている。


ダイアナ(奥さん)に「さっきは急にいなくなったからびっくりしたわよ」と言われ、待っていてくれたことに感謝して事情を説明。セオ(旦那さん)は「イギリスの鉄道は非合理的なところがあるんだ」と教えてくれる。彼はかつてベルギーの鉄道会社に勤務し(最後はアントワープ中央駅の駅長だったそうだ)、定年退職者の福利厚生としてヨーロッパ中の電車に無料で乗れる紙のパスを持っている。そのパスで改札にスムーズに入れたのだ。検札に来た乗務員はセオのパスを見て敬礼した。
10:40 発車
車中ではお互いの身の上話やベルギーと日本の話をしているうちにあっという間にベルファストに近づく。ちなみに、ポールは予定した電車に乗車することができたそうだ。よかった、よかった。
11:27 ベルファスト・グランド・セントラル駅到着
やった!ここまで来れば一安心。ダイアナから「ベルギー式のキスよ」と頬を触れずにチュッと音を鳴らす「エアキス」をされる。「またライブ会場で会おう」と夫妻に別れを告げ、タクシーでベルファスト・シティセンター空港へ。




12:00 空港着
荷物検査を通過してもフライトまで3時間あるので、日記をつける。

15:10 ベルファスト発
16:35 ロンドン着
ヒースローエクスプレスでパディントンに向かい、ハイドパーク近くの常宿にチェックイン。部屋でこの旅最後の洗濯。


19:30 ディナー
メイダ・ヴェール駅(ホテルからアビーロードに行くときに利用する地下鉄駅)近くのペルシャ料理のアンティカ・レストランで、友達のジェフ(ロンドン在住のアメリカ人)とディナー。


彼とは昨年(2025年)8月以来の再会だ。食事中の話題は、お互いの近況や高騰を続けるロンドンの生活費について。ペルシャ料理は、スパイス、塩加減がちょうどいい味付けで日本人にも合う。



21:00 お開き
日本から持参したお菓子を渡すと、「この前彼女とココイチに行った時に見つけたんだ」とマグカップをくれた。アルファベットロゴがカッコイイ。いいロンドン土産になった。ありがとう、ジェフ。


21:30 ホテルに戻る
救世主ポールが無事帰国した旨メッセージをくれたので、「僕もあなたのお陰でロンドンに戻ることができたよ」と返信。ありがとう、ポール。
24:40 就寝
スリル満点の2日間が終り、いよいよ旅は終盤に入る。

