【「oasis Live ‘25」11公演目】
9時半起床。朝食後ハイド・パークを散歩すると、オオバンの親がヒナに水の潜り方を教えていた。そろそろ巣立ちの準備だ。

ジェフと再会
15時、友達のジェフ(ロンドン在住のアメリカ人)と約束通り再会を果たし、ペルシャ料理店で早めの夕食。初めての本格的なペルシャ料理だったが、ハーブやスパイス、ニンニクが穏やかに効いていて美味しい。ジェフはニック・ケイブのライブを観るために先日までイタリアに行っていたので、ナポリのマグネットとピスタチオのリキュールをお土産にくれた。これまでも彼が旅したイスタンブール、プラハ、バルバドスのマグネットをくれたので、これで4つ目のマグネット、机の引き出しに貼ろう。お互いの旅の話をしながら夕食を取っていると、あっと言う間に2時間が経っていた。そろそろウェンブリー・スタジアムに向かう時間だ。




ウェンブリー・スタジアムへ
スタジアムへの地下鉄車内は満員にもかかわらず、多くの乗客が酒を飲みながら談笑していた。ほぼパブ状態だ(混雑していたので、残念ながら「地下鉄パブ」の写真はない)。
17時、開演1時間前にスタジアム到着。



今日はノエル側のスタンド、ステージから距離のある席なので、正面を向くとピッチスタンディングと対面スタンドの観客が見える。


オアシス
20時15分、ギャラガー兄弟はこれまで通り手を繋いで登場し、手を離した直後に軽くハグを交わした。もはや兄弟間にわだかまりはないように見受けられる。



モンスターバンド、オアシスの実体
全世界の売上が7,500万枚を超えるというオアシスをモンスターバンドと呼ぶことに異論はないが、正直これまでは7,500万という数字がピンとこなかった。しかし、今夜のライブを観て、オアシスをモンスターバンドたらしめているのはアルバムのセールスではなく、眼前にうごめく、この観客の群れなのだと悟った。数字に実体はないが、この美しい群衆には活き活きとした実体があり、オアシスの演奏に突き動かされて熱狂しているのだ。まるで何かの祝祭にでも参加しているような気分だ。凄い光景を見た。





改めて名曲だと感じた「D’You Know What I Mean?」。ヘビーな曲調なのに大合唱が起きてスタジアムが揺れるのは凄い。
アンコール






ウェンブリー・スタジアムからどうやって帰るか問題
終演後、ウェンブリー・パーク駅に向かう観客の長蛇の列を見て、やはりウェンブリー・セントラル駅からホテルに戻ることにした。これは無理。

1時半就寝。
この旅、44日目の記事はこちら(いよいよウェンブリー公演最終日です!)



