【「Oasis Live ‘25」10公演目】
9時起床。朝食後、ハイド・パークを散歩。オオバンのヒナが日に日に大きくなっている。



カムチャツカ半島周辺でマグニチュード8.7の地震が発生し、日本の太平洋沿岸の広範囲に対して津波警報が発令された。NHK WORLDはずっと地震と津波のニュースを報じ続けている。

「お椀で食べるどん兵衛 ゆず仕立てうどん(長いな、商品名)」で小腹を満たし、歩いてアビー・ロード・スタジオへ(ここもロンドン訪問時には来ないわけにはいかない)。

リトル・ベニス
途中、リトル・ベニス(ロンドン市内を流れる運河の合流地点)を通る。


アビー・ロード
スタジオに隣接したアビー・ロード・ショップの一角では、小規模なオアシスの写真展「Oasis at Abbey Road」をやっていた。







アビー・ロードにするよ」ノエル・ギャラガー
あの世界一有名な横断歩道では、今日も世界中から来たビートルズファンが自動車の往来の隙を狙って写真を撮っている(アビー・ロードは交通量が多い)。


ポールの家に立ち寄って、最寄り駅のセント・ジョンズ・ウッド駅へ。この駅には今から32年前、1993年にはじめて来た。もちろんアビー・ロード・スタジオへ行くためだ。おそらく「地球の歩き方」で最寄り駅を知ったんだと思う。この駅からスタジオまでは徒歩で10分程かかるが、Googleマップなしに当時どうやってスタジオまでたどり着いたのか、記憶にない。


ウェンブリー・スタジアムへ
地下鉄でウェンブリー・スタジアムへ。会場内へはA4サイズまでの荷物しか持ち込めず(ヨーロッパの大きなライブ会場では一般的)、大きな看板で注意表示されている。今日はゲートに着くまでにスタッフから2回も持参したバッグの大きさについて声をかけられた(「A4」サイズまでしか持ち込めないけど大丈夫?)。僕のバッグはちょうどA4サイズで、これまでヨーロッパのライブ会場で持ち込めなかったことはなかったので、「大丈夫だよ」と答えたら、「グッドラック」と返された。今日は指定席で、入場時のチェックに時間がかかっても問題がないのでバッグを持参したが、没収されると面倒なので次回からは手ぶらで来よう。結果、バッグは問題なく持ち込めた。



ロンドン公演初の指定席は、下手側スタンドの前から3列目で視界は良好。




チケット争奪戦
今日のチケットは、昨年8月31日のチケット発売日に唯一取ることができたものだ(それ以外のチケットはすべてチケットマスターのリセール)。チケット発売当日はたまたまロンドンにいて、朝10時のチケット発売に備えて8時40分からスマホ3台をチケットマスターのサイトにアクセスして待機。9時に自動的に待ち行列(Queue)の画面に変わり、9時20分に「自分の前に何人待っているか」が表示された。スマホ3台のうち、一番若い番号は7万3千番台。ウェンブリー・スタジアムのキャパシティは8万人と分かっていたので、朝から絶望的な気持ちになった。BBCニュースもリアルタイムで「チケットマスターのサイトに繋がらない問題が生じている」と報じ、ニュースキャスターも「全然繋がらない」と自分のスマホ画面を視聴者に見せた(あのー、仕事中ですよ・・・)。チケットマスターは「サーバーはダウンしていない」とコメントを繰り返す。結局、チケット発売時刻の10時から5時間弱が過ぎた14時40分、やっと今日のチケットを購入することができた。


スタンド席から観るオアシス
初めてウェンブリーのスタンドから観たオアシスのライブは壮観だった。スタジアムをパンパンに膨れ上らせた観客が飛んだり跳ねたりしているのを見ると、オアシスがどれ程愛されているのか、よく分かった気がした。数多くのライブを観てきたが、こんなに観客が熱狂的で一体感のあるライブは初めてだ。大合唱する聴衆の群れを見ていると、オアシスの一曲一曲が観客一人一人に深く沁み込んでいるのがよく分かる。









アンコール

終演後、今夜もウェンブリー・セントラル駅からホテルに帰る。


12時ホテル着。ネットで「リークされた来年のオアシスのツアー日程」なるものを見つける。いやいや、「チケットを取るのに6時間も待つのはもう勘弁」と思いながら、1時半就寝。

この旅、41日目の記事はこちら



