Day 3【ソウル:舞台『千と千尋の神隠し』】2/15/2026

cast 上白石萌音(Mone Kamishiraishi)

今日の予定は「千と千尋の神隠し」観劇のみだが、その前に行ってみたいところがある。

9:00 朝食
ケールサラダと旨辛く炒めた豚肉を葉野菜に包んで食べる。

ケールサラダをたっぷり
豚肉の旨辛炒め、なんていうんだっけ?

大気汚染は少し改善したようで、空の霞が薄く、気分がいい。

気分がいい
中程度の汚染

12:00 ピョルマダン図書館(Starfield Library)
行きたかったのは、展示会場とショッピングモールの複合施設「コエックス(COEX)」にある「ピョルマダン図書館(Starfield Library)」

「ピョルマダン図書館」入口

高さ13メートルの巨大書架が特徴的な、「映え」に全振りした図書館だ。来館者は皆一様に写真を撮っている。

採光豊かなガラスの天井、高すぎる書架
従来の図書館とは真逆の設計思想
すごく「映える」

でも、たとえきっかけが「映え」だとしても、たとえ来館者の一部だとしても、本に興味を持つことにつながるのであれば、いいことだと思う。それがこの図書館の副次的な役割だろう。図書館全体が一種のコンテンポラリー・アートだといえる。

13:00 劇場最寄駅着
地下鉄の駅を出ると、気温12℃。暑くてダウンジャケットを脱ぐ。まさか2月のソウルでこんなに暖かな日があるとは。

14:00 舞台『千と千尋の神隠し』ソウル公演上白石萌音さん(以下、上白石)千穐楽

キャストリスト
キャストリストの前にも写真を撮る列が

今日は2階の2列目中央の席(幸運にもキャンセルチケットを購入できた)。

今日はここから
なぜか丸みのあるデザインは安心する

オーケストラの音圧が高く、音響が抜群によい。弦楽器が右側から、管楽器が左側から聴こえたり、波や虫の声のサウンドエフェクトがサラウンドで聴こえたり、とても臨場感がある。舞台全体が観やすく、トータルでパフォーマンスを鑑賞するならベストな席だ。

上白石の演技では、特に「よかった・・・」のセリフが印象に残る。物語の終盤、瀕死の状態だったはずのハクが、思いがけず目の前に現れた時に上白石が発する「よかった・・・」このセリフは、「驚愕」、「安堵」、「歓喜」、「慈悲」、「感謝」、そしていくばくかの「好き」が渾然一体となった、渾身の「よかった・・・」だった。『千と千尋の神隠し』は、煮詰めれば「千尋の成長の物語」だが、この深みある「よかった・・・」によって千尋の成長を強く実感することができた。

千穐楽のカーテンコールでは、まず日本語で「韓国の観客がこの作品の新しい魅力を教えてくれた」と感謝し(通訳が韓国語に翻訳)、続いて上白石本人が韓国語で「今度は旅行で韓国に来ます!」と笑顔で挨拶して万雷の拍手を受けた。

これまで東京、大阪、名古屋、ロンドンで上白石演じる千尋を観た。その都度素晴らしい演技に感心したが、ここソウルで演技により深みを増し、彼女自身の最高点を更新したように見える。

次に上白石演じる千尋を観られるのは、いつ、どの都市だろうか?

芸術の殿堂
終演後のさわやかな空
劇場前の大通り

17:20 夕飯
旅の目的である観劇が終わり、「百年屋」の麺中心の店で1人打ち上がる。

「百年屋」の麺料理中心の店
昨日行った豆腐料理専門店のすぐ近くにある
カジュアルな店内

「昔ながらのカルグクス」「海鮮チヂミ」を頼んだら、テーブルの上が大変なことになった。全部美味しくいただいたけど、チヂミは完全に2人分の大きさだった・・・。

メニューは韓国語だけのストロングスタイル
これ以上は載りません
「昔ながらのカルグクス」
塩気が薄く、まろやかな味わい
「海鮮チヂミ」
こちらはしっかりした味付け

18:00 劇場に戻る
観客の去った劇場に戻る。3月まで公演は続くが、僕も千穐楽な気分で劇場内を散策。

さらば、「オペラハウス」
美しいホールだった
さらば、「芸術の殿堂」
また会おう、「千と千尋の神隠し」
南部ターミナル駅
近未来っぽい駅構内

20:00 ホテル最寄駅へ
日が暮れると急速に気温が下がり、冬が戻ってきた。寒い。

江南の目抜き通り
この裏道、やっぱり好き

21:30 夜鳴きそば
ドーミーインといえば「夜鳴きそば」だが、一昨日、昨日とソワレを観たので、今夜が最初で最後の「夜鳴き」。韓国人にも大人気だ。

「夜鳴きそば」を求める長い列
「夜鳴きそば」は別腹

帰国便のチェックインを済ませて大浴場に浸かり、いつの間にか寝落ち。

明朝大晦日のソウルを旅立ち、僕の「千と千尋の3泊4日」は終わる。

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