【羽田 → London】6/21/2025(Day 1)

イギリス

長い旅の始まり。ロンドンへの移動日。朝、30℃の東京を旅立つ。

機内では、高橋久美子の『いい音のする文章』を読む。筆者は元ドラマーだけあってリズム感溢れる文章で、ときどきオノマトペや方言を用いて小気味いいフィル・インを入れる。自分にとって心地よい響きの言葉を探して、その連ね方を工夫して文章にすれば、いい音がしそうな気がしてきた。

積読本の一冊をやっと読む

夕方のロンドン・ヒースロー空港に降りたったら、31℃だった。湿気もある。なんだ、東京より暑いじゃないか。ハイド・パーク近くのホテルにチェックイン。フロントスタッフに抹茶味のキットカットを「みんなで食べて」と渡す。コロナ終息後、年に数回はこのホテルに宿泊しているので、スタッフとは顔見知りになった。ある時、イギリス在住の友達用のキットカットが一袋余ったので、スタッフに渡したらすごく喜んでくれた(翌朝、夜勤シフトのスタッフからも「おいしかったよ」と言われたくらい)。チョコレート一袋で距離がグッと近づくなんて、まさに“Chocolate is always a good idea. (チョコレートはいつもよいアイディア)”である。キットカットはイギリス生まれで、抹茶はヨーロッパでポピュラーになっているし、しかも個別包装で、お土産にぴったりだ。以来、ロンドン訪問時には持参するようになった。

イギリス土産にもぴったり

ハイド・パークをイタリアン・ガーデンまで散歩して、中古レコード屋のミュージック・アンド・エクスチェンジへ。ずっと探していた、フランク・シナトラと娘ナンシーのデュエット曲「Somethin’ Stupid」のシングル盤があったので、ロネッツの「Be My Baby」、エルヴィス・コステロの「Watching The Detectives」と一緒に購入。なかなか幸先がよい。

ハイド・パーク近くの中古レコード屋
「Somehin’ Stupid」があった!

部屋に戻り、明日からのアイルランド旅行のためのパッキング。日本から持参した物が多すぎて、五泊分の小旅行に何が必要か、よく分からなくなる。屋外ライブも観るので、雨対策も必要だ。「本当にこの荷物でいいのか?」と自問しながら、24時就寝。

ホテルに預かってもらう物とアイルランドに持っていく物に分けた

この旅、二日目の記事はこちら

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