Day 21【Manchester: Oasis Night 1】7/11/2025

Oasis

【「oasis Live ‘25」3公演目】
8時半起床。オアシスの観客で朝食会場が混むかと思って早起きしたが、思ったより混んでいない。ビュッフェにレタスがあって喜ぶ。久々の葉物野菜だ。

葉物野菜があるのは助かる
いや、これはレタスだ

猛暑注意報
今日も気温は30℃を超える予想で、ライブ主催者から「暑さに備えるように」と連絡があった。

会場へは大量の水、バナナ、そしてゴアテックスのハットを持参。

ヒートン・パークへ
13時前にウーバーを呼ぶが、混んでいてマッチングに5分、配車まではさらに12分かかった。会場付近は渋滞していたので、公園まで徒歩10分のところで下車して歩く。15時過ぎにサウス・ゲートから入場(定刻は15時だが、14時20分には開場していたそうだ)。最初のサポートアクトの演奏開始が18時なので、あと3時間もある。そのためか、スムーズに入場できた。

サウス・ゲート
行列はない
フロントスタンディング用リストバンド

フロントスタンディングエリアに入っても混雑していないが、この強い日差しの中でオアシスの出番を7時間半も待ち続けるのはシンドイので、最後部のバリアに寄りかかって座り、暑さを凌ぐ。それでも、座っているだけなのに青いTシャツが汗で塩を吹いて白くなった。

今日はここから
かなり楽チン
振り返ると、バリアを隔てて
後ろのエリアの観客が見える

20時を過ぎても西日が熱い。すぐ後ろに観客がいないので、スマホを頭上に掲げても迷惑にならない。今日はライブ全編をノンストップで録画することにした。

打ち解けたギャラガー・兄弟
20時15分の定刻に開演。ホームタウンだからかノエルの表情は穏やかで、リアムと手を繋いだまま”This is the place!”と叫ぶ。これには胸が熱くなった。もうカーディフ公演登場時のぎこちなさはない。

“This is the place!”
ニコニコ・リアム

近くで盛り上がっていたおじさんが、いきなり僕のスマホ(動画撮影中なのに!)を手に取った。何をするのかと思ったら、ライブを楽しむ僕の姿を撮ってくれるではないか。突然の事でびっくりしたけど、どう考えても善意の行動なので、思わず両手でサムアップしてしまった。このノンストップ動画の全編をYouTube に投稿したら、「Some Might Say」でアホ面を下げてサムアップしている僕まで披露する事になるので、どうするか悩む。投稿した場合、海賊版屋はこの動画を商品化してもいいけど、僕の姿には是非ともモザイクをかけて欲しい。

屋外ライブならではの出来事と言えば、赤、青、黄色のスモークが上がったことだ。会場内にはずっと花火みたいな臭いが漂っていた。どうやって会場内に持ち込んだんだろう?

ライブ中、炊かれ続けるスモーク

「ポズナン」中には無数のビールが宙を舞った。

「ポズナン」準備中
よく見ると、たくさんのビール・カップが宙を舞っている

カジュアル過ぎるスタッフ問題
時々、バリアの後ろにいるセキュリティスタッフから声をかけられた。一人目は大柄なオアシスファンのおじさんスタッフ。「今日のリアム、調子いいよね」とか、「今日のライブ最高だね。メールアドレスを教えるから動画ファイル送ってよ」とか(YouTubeのチャンネル名を教えた)。二人目は10代に見える女性スタッフ(アルバイトだろう)。彼女はライブ終盤になるとおもむろにステージの動画を撮りだし、少しだけ申し訳なさそうに「曲名を教えて」と聞いてきた。しかも、2回!なんと自由なことか。ちなみに、曲名を聞かれたのは「Rock’n Roll Star」と「Wonderwall」だった。インスタに上げるんだろう。

広大なスペースの屋外ライブでは「Whatever」 や「Champagne Supernova」といったスケールの大きい曲が素晴らしかった。

この開放感!

花火
最終曲が終わるとたくさんの花火が打ち上げられた。「イギリスもなかなかやるな」と思える程立派な花火だった。

長い待ち時間は暑くて大変だったけど、バリア前に陣取ったのは正解だった。陽が西に傾き始める15時半頃から日没まで日差しを避けられたので、体力の消耗を防げたし、頭上にビールも降ってこなかった。オアシスの演奏が始まると、バリアに寄りかかっていた周囲の観客の多くはバリアを離れて少し前に観覧場所を移したので、いつでも見通しの良い場所に移動することができたのもよかった。

終演後、会場を出るのに時間はかかるが、公園を出てしまえば交通規制された道路をサクサク歩ける。ホテルまでは徒歩で80分。

ホテルのバーがまだ営業していたのでビールを一杯。暑い夏の日の終わりに、冷えたビールは最高だった。2時過ぎに就寝。

最高に美味かった一杯

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