Day 71【Belfast: Van Morrison Night 4】8/30/2025

van-morrison Van Morrison

9時半起床。

毎朝食べても飽きないシンプルな美味しさ

朝食後、小雨だったが1時間程散歩。

ヴィクトリア・スクエア
ギネスのお店
ホテル付近の壁画

部屋に戻り、日記を書いて長い昼寝。

いよいよ今日と明日はヴァン・モリソンの80歳の誕生日を祝うコンサートだ。

スペシャルゲストは誰だろう?

開場時間の18時少し前に雨上がりの「ウォーターフロントホール」に着くと、既に行列ができている。

ホール前のオブジェ
雨上がりのウォーターフロントホール

物販では今日もサイン入りの最新アルバムを売っていた。案内によると、今日は収録が入るとのこと。

物販コーナー
プライスリスト
収録の案内

今夜は2列目中央の席で、前席はFacebook友達のエッフェンベルガー夫妻(ドイツ人)。「今日も録画するの?」と質問され、「このホールはちょっと視界が狭いから、数曲かな」と答えたら、ライブ中は奥さんが録画しやすいように頭を旦那さんの方に傾けてくれると言う。ありがたい(終演後にお礼を言った)。

モダンなホール

自席を確認してホールを出ると、5日前のベルファスト初日公演で一緒に並んだ姉妹(ベルファスト近郊在住)とブライアン(東京在住のアイルランド人)が話していたので、再会を喜び合う。

ホール内に戻ると、真っ赤なTシャツを着た女性から「マサッ!」と声を掛けられ、「私が誰か当ててみて!」と言われる。「確か、この人とは会ったことないはず・・・」と思いながら、「記憶力悪いんだ」と答えると、果たしてそれはケリー(イングランド人)だった!ケリーとは昨日ランチしたFさん経由でFacebook友達になり、音楽に関してメッセンジャーでやり取りを続けていた(彼女の勧めでキャット・スティーブンスの『Tea for the Tillerman』を買った)。ロンドン滞在中の7月初旬に彼女が住む街を訪問しようとしたが、どうしてもスケジュールが合わずに断念したのだ。今回彼女がベルファストに来ることは知らなかったので、これはサプライズな初対面だった。じっくり話したかったけど、開演時間が近いので「今度、あなたの街に行くよ」とハグして別れる。

席に戻る途中でミシェルという見知らぬフランス人が声を掛けてきて、僕のライブ動画を絶賛し、明日ビールを奢ってくれると言う(事後、ミシェルもライブ動画を撮ってファングループにアップしていたことを知った)。

オープニングアクトはヴァンの娘でシンガーのシャナ・モリソン。誕生日コンサートの会場を温める役割としては最適だ。歌声はそれ程父親に似ていないが、顔はそっくり。

シャナ・モリソン
父親そっくり

ヴァンのライブは「Only A Dream / Bonaparte’s Retreat / No Prima Donna」のメドレーで幕開け。

4曲目で一人目のゲスト、盟友クリス・ファーロウが登場し、「It’s All Over Now, Baby Blue」「Stormy Monday / Take Your Hands Out Of My Pocket」などのカバー曲を共演。若き日のヴァンがカバーした「It’s All Over Now, Baby Blue」をライブで聴けるとは思わなかったので、あの印象的なイントロが始まっただけでゾクゾクした。

最新アルバム『Remembering Now』からは、メローでロマンティックな2曲を披露。

二人目のゲストはソウルシンガーのジェイムズ・ハンター。ジェイムズとは「Ain’t That Lovin You Baby」「Just A Little Bit Of Your Love」などのブルースをカバー。次第に演奏が熱を帯びてくる。

「Who Do You Love / Mona / Not Fade Away」のカバーでは、ジェイムズのブルースハープが演奏をドライブさせる。

アンコールでクリス・ファーロウが再登場し、全員で「Gloria」を演奏してフィナーレ。

今夜のライブは十分に楽しめたが、ゲストとカバー曲を歌う場面が多く、もっとヴァンのオリジナル曲を聞きたかった。シャナとの親子デュエットも聞いてみたかった。

終演後、2月にベルファストで出会ったアラベラ(ブラジル出身イタリア在住)を見つけたので、そーっと隣に忍び寄って声を掛けて驚かせ、ハグして再会を喜び合った。2月にライブ会場の前で数時間一緒に並んだだけの仲なのに、なぜこんなに嬉しいのか?

ふと、一昨日街で見かけたチャップリンの映画『独裁者』の「時折、私たちは考えすぎで、感じることが足りない」という名演説の一節を思い出した。言葉(英語)が不自由な分、旅行中の僕は考えるよりも感じて生きているのかもしれない。

「時折、私たちは考えすぎで、感じることが足りない」

ホールを出ると、Fさんが待っていて、物販で売っているヴァンのキーリングをくれた。一昨日、物販コーナーで会計していたのは、このキーリングだったんだ。ライブ記念のいいお土産になって嬉しかった。

Fさんがくれたキーリング
会場の外でしばし歓談してからホテルに戻った

ホテルに戻って今日会った友達に写真を送る。「人と出会っては別れ、縁があればまた会える」、旅はそんな人生の縮図のようなものだと実感。そして、今夜はこの旅の集大成のような、幸せな一夜だった。

ライブ動画をアップして1時就寝。

この旅、72日目の記事はこちら

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