9時起床。コーク最後の朝食は、再び海苔トッピングのエッグベネディクトを。

11時、定刻に到着したコーチ(バス)に乗り込む。目的地のゴールウェイまでは3時間のドライブ。


ゴールウェイについて
ゴールウェイはアイルランド西部の中心都市で、その歴史は1100年代にコノート王が河口に砦を建設したことに始まる。中世に街を支配した「14の商人部族(14 Merchant Families)」によって発展し、「部族の街 (City of Tribes)」として知られる。地理的には「モハーの断崖」や「アイラ諸島」といった景勝地への玄関口だ。人口の3割が学生という「学生の街」で、2020年には「欧州文化首都」に選定されており、文化都市の顔も持つ。
2024年8月の滞在から、ちょうど1年振りの再訪だ。海に近いこの街が気に入り、当初は5泊する計画だったが、7月初旬に突如発表されたヴァン・モリソンのベルファストでの追加公演を観るため、2泊に短縮した。
14時、ゴールウェイ到着。200kmも北上したのに、南部のコークより暖かく、TシャツでOKな陽気。宿泊先の「レオナルドホテル」は、バスターミナルからは徒歩20分と少々遠いが、クェイ・ストリートという目抜通りにも海にも近く、便利なロケーション。明日は終日ツアーに参加するため、今日中に主要な観光名所を廻ることに。



スペイン門とゴールウェイ博物館
ホテルの目の前に位置するスペイン門(スペインの船から酒を荷下ろした場所)をくぐり、ゴールウェイ博物館へ。当地の歴史が分かり、2階からスペイン門を見られたのがよかった。








遅い昼食、もしくは早い夕食
16時、シーフードレストラン「Mc Donagh’s」へ。

店の前に行列ができていても店内の客はサクッと食べて出ていくので、それ程待たずに入店できることが多い(なぜなら、食べ終わっているのに座っていると、店員に退店を促されるから)。相席になることもあるけど、缶ビールも飲めるし、1人旅には助かるファストフード店だ(ケンタッキーフライドチキンのようにある程度作り置きして盛り付けるだけなので、すぐにサーブされるから)。定番のフィッシュ&チップスを注文すると、鱈が抜群に新鮮で、プリプリ。少し油っこい衣もギネスにぴったりだ。



店の前のクェイ・ストリートはオーバーツーリズム気味。去年の今頃はここまで混んでいなかった。

リンチ家の城
ゴールウェイを支配した14の商人部族の中でも最有力だったリンチ家の城は、現在はAIB銀行の支店になっている。

聖ニコラス教会
1474年にコロンブスが旅の安全を祈願した聖ニコラス教会は、イベントのリハーサル中で入れず。

リンチ記念碑
教会の北側にはリンチ記念碑があり、「1493年にゴールウェイ県知事だったジェイムス・リンチ・フィッツスティーブンが、自身の息子を殺人罪で絞首刑に処し、正義を守った」と刻まれている。事実は小説より奇なり、なんともドラマティックな話だ。



路上ミュージシャン
土曜日ということもあり、クェイ・ストリートとショップ・ストリートでは多くのミュージシャンが演奏している。様々な音楽が演奏されていて楽しい。
ゴールウェイ大聖堂
今までに入ったどの大聖堂とも雰囲気が違う、凍てつく冬の朝のような厳格さ。非日常感が凄い。









特に、パイプオルガンの上のステンドグラスが素晴らしい。この大聖堂にはわざわざ足を運ぶ価値があった。


14の商人部族
スーパーで買い物をしてホテルに戻ると、Facebookの投稿を見て、僕がゴールウェイにいることを知ったアルからメッセージ。ヴァン・モリソンファンでFacebook友達のアルとは、3日後に彼が住むベルファストで初めて会う予定。曰く、ゴールウェイを発展させた「14の商人部族」に彼の祖先である「ボドキン家(Bodkin Family)」が含まれているとのこと。エア・スクエアという公園に14部族の旗が飾られているというので、今来た道を戻って公園に行くと、あった!ボドキン家の旗!!


グラスゴーではFacebook友達がレコード屋を勧めてくれるし、本当に便利な時代になったものだ、と実感。
夕暮れの街を抜けてホテルに戻る。


ゴールウェイ湾
明日参加するツアーの集合場所を確認するためにゴールウェイ港へ。Googleマップの表示に従って歩くと、行き止まり。下見、大事。



少し迷って待ち合わせ場所に着くと、夕陽で空がオレンジに染まっている。


コリヴ川沿いをゴールウェイ湾へ向かう。カラフルな家々と朽ちた漁船のコントラストに雰囲気があり、ゴールウェイ滞在中は毎日散歩する、お気に入りの場所だ。






21時半、ホテルに戻る頃に陽が沈んだ。



洗濯、明日ツアーで訪れるアラン諸島について予習して、24時半就寝。
この旅、65日目の記事はこちら



