9時起床。曇天につき、キンセール(コークの南29kmにある景勝地)行きは取りやめ、コークでのんびりすることに。朝食に「クラシック・アイリッシュ・フル」を頼んだら、目玉焼きの上にまた海苔!醤油と白米が欲しくなった。


コークのレコード屋
昼寝してレコード屋へ。1軒目はホテル近くの「Thirty Three RPM」。カフェみたいに小洒落た店内、壁一面にジブリ映画のサウンドトラックがズラリと並ぶ。店主らしき女性に「ジブリ好きなの?」と話しかけようかと思ったが、食事中だったので自粛。レコードは新品中心の品揃えで収穫なし。


次にリー川沿いにある「Bunker Records」へ。モータウンのTシャツを着た常連客が、男性店主と延々音楽談義している古き良き中古レコード屋。いい感じ。グラスゴーのレコード屋でも、平日の午前中から初老の常連客と店主が雑談していたが、ヨーロッパを旅していると、地元民のサードプレイスになっているレコード屋に時々出くわす。自分の生活圏にこんなレコード屋があったらいいなぁ。ロック、ソウル、ファンク、パンクと一通り品揃えがあるが、食指が動くモノはなし。


コーク初日に入店できなかった「Elbow Lane」に開店時間の17時に行ってみる。「18時半なら席を用意できる」と言うので、予約をお願いした。
バス停の場所確認
予約時間まで1時間半あるし、明日乗車を予定しているゴールウェイ行きのバスの停留所の場所を確認することに。ホテル近くに大きなバスターミナルがあり、コークに着いた日から「きっと、ここからコーチに乗るんだろう」と思っていた。しかし、ターミナルに入ってみても、乗車予定の「アイリッシュ・シティ・リンク」のバス停「11052」がない。ターミナル内をグルっと2周してもない。おかしいな、と思いながらチケットに記載されている乗車場所の住所をGoogleマップに入力してみると、現在地から少し離れた場所が表示された。まさか、ゴールウェイ行きの長距離バスがこの立派なターミナルから発車しないとは・・・。

マップに従ってリー川沿いを数分歩いた路面にバス停「11052」はあった。思い込みとは恐ろしい。下見、大事。



人気レストランで夕食
再び、クラフトビール・ブリューワリーの直営店「Elbow Lane」へ。



クラフトビール飲み比べセット(エール、ラガー、スタウト)でスタート。アイルランドのビールといえばスタウト(黒ビール)の代名詞「ギネス」を思いつくが、意外にもエールが主流だという。3種類とも軽めの華やかな風味で料理に合いそうだ。ヨーロッパではどこで食べてもオリーブが美味しく、ワインともビールとも合う。


コーク最後の夜だからと調子に乗り、小皿に「豚バラ肉のカリカリ揚げ」、メインに「木材チップで燻製したリブアイステーキ」の肉祭り。付け合わせには「燻製ベビーポテト」、赤ワインは「お任せ」でお願いする。


豚バラ肉は、フィッシュソースキャラメルとチリ、ピーナッツクランチがかかっていてビールが進む。カリカリの豚肉とピリ辛のチリの組み合わせが、ちょっと中華料理っぽい。

お任せ赤ワインはオーストラリア産のシラーズ。濃厚な果実の風味とスパイスの香りが、カスケードバターがたっぷりかかった、脂っこいリブアイステーキにぴったり。さすが人気店。

アイルランド名産のポテトはグリル加減が絶妙。

メインを食べ終えた時点でお腹はほぼ一杯だったが、調子に乗ってデザートに「ハチミツとバーボン掛けアイス」まで頼んでしまった。

これがまた美味しかったので、一期一会の旅先では「やらぬ後悔より、やった後悔」を貫く決意。
夜の散歩
腹ごなしにリー川沿いを散歩。川のある街は絵になる。





アイリッシュ・パブで伝統音楽を聴く
パブ「Sin É」へ。店内の装飾は賑やかで、観光客のグループが多い。昨夜行った「The Welcome Inn」とは大分雰囲気が違う。



アイルランドの伝統音楽は同じような旋律の繰り返しなのに、演奏が熱を帯びるのに伴って、聴いているこちらまで気持ちが舞い上がっていく。不思議な感覚だ。

21時58分、閉店間際のコンビニ前。高校生「まだ数分あるから店に入れて」、店「もうダメだよ」。そうだ、ここで「閉店時間」とは、文字通り店が閉まる時間なのだ。



コークはなかなか住みやすそうな街だった。家人の友達の娘さんは、コーク留学中に楽しい思い出を作ることができただろうか?そんなことを考えながら1時半就寝。
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