【「oasis Live ’25」15公演目】
8時起床。晴れ、気温19℃。行列日和なのでウーバーでスタジアムに向かい、9時15分到着。ファンによる自主付番の番号は49番。



10時過ぎにセキュリティチェックとチケットのスキャンを完了し、フロントスタンディングのリストバンドをもらう。そのままゲート前まで進んで待機列を作る。他の会場と比べて非常に早い展開だ(一般的にはゲートに入ってからリストバンドをもらう)。



青空の下、芝生に座って17時の開場を待つ。気温は25℃とそれほど高くはないが、湿度が高く、座っているだけで汗が吹き出す。そのような中、会場のスタッフが希望者には日焼け止めを渡し、水(500mlペットボトル)まで配ってくれる。スコットランドのホスピタリティすごい!開場2時間前の時点で持参した2Lの水を飲み干してしまったので、水をもらえて本当に助かった。



Summer of Oasis
後ろに並んだボストンから来た夫婦に「オアシス再結成後の17公演を観ている最中なんだ」と言うと、「ブログを書くか、本にしてアマゾンで売るべきよ。タイトルは”Summer of Oasis”がいいわね」と題名まで考えてくれた。
16時半、 VIPスタンディングの入場が始まる。既にセキュリティチェックとチケットのスキャンは完了しているので、リストバンドを見せるだけでゲートを通ることができた。


やっと入場!
通常のスタンディングチケットはセキュリティスタッフの先導でスタジアムをぐるっと回ってから入場。ゲートを通る前に「走ったり押した人は列の後ろに回す」と注意があったので、大きな混乱はなかった。今までの会場で一番オーガナイズされた運営だ。
16時40分にスタジアムに入場すると、既にVIPチケットの観客が最前列のほとんどのスペースを確保していた。仕方なく2列目に立つ。目の前の最前列には地元の夫婦が2組。

2列目!
開演まで隣のシカゴから来た同世代の女性と話す。このツアーをカーディフからずっと追いかけているそうで、お互い酔狂な者同士で話が合った。オアシスの出番の前に最前列の夫婦2組のうち、旦那2人が酒を買いに行ったが、なかなか戻ってこない。奥さんは携帯で何やら話している。するとシカゴ女性が「男性2人は戻ってこないわよ」と教えてくれる。「わざわざ高いVIPチケットを買って最前列を確保したのにそんなことある?」と思ったけど、彼らは本当に戻ってこなかった。こんなに人が密集したところより、スペースに余裕があるところで酒を飲みながら観ることにしたようだ。これで少し視界が開けた。



最前列へ!
数曲終わったところで、またシカゴ女性が「前の女性たちもここを去るわ」と耳打ちしてくる。すると本当に6曲目の「Cigarettes & Alcohol」が始まる前にいなくなった!旦那たちと合流するのだろう。シカゴ女性は僕の英語力では感知できない会話の機微をキャッチして、タイムリーに伝えてくれていたのだ。最前列のスペースが空くと取り合いになるのが常だが、心の準備ができていたので彼女と一緒にスムーズに最前列に進むことができた。多少疲れていても、積極的かつフレンドリーに誰かと話すのは大事だと実感。



ノエルの涙
今夜もノエルは「Half The World Away」演奏中に目に光るものを湛えていた。



アンコール

アイ・コンタクト
肝心のパフォーマンスはというと、リアムとノエルがお互いを見ながら演奏することが増えて、16年間も一緒に演奏していなかったとは思えない程、息の合った演奏だった。


終演後、シカゴ女性が「ライブを録画した動画はネットに上げる?」と聞くので、僕のYouTubeのチャンネル名を教えると「見たことある!登録するね!」と話して別れた。世界は狭い。



ささやかな打ち上げ
これでイギリスにおける全15公演が終わったので、バーガーキングのチキンサンドウィッチと赤ワインで一人ささやかに打ち上げた。2時就寝。

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