Day 39【London: A Midsummer Night’s Dream】7/29/2025

UK

9時起床。やっと疲れが取れてきた。朝食後、ハイド・パークを散歩。今朝もリスがいてよかった。

久々のエッグベネディクト

ナショナルギャラリー
15時、ナショナル・ギャラリーへ。2年以上にわたる改装工事を終え、6月に再オープンしたばかりのセインズベリー・ウィングから入場。

ナショナル・ギャラリー
改装直後で初々しいセインズベリー・ウィング

ミラノ訪問以来ダ・ヴィンチモードだったので、ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」を観に行ったら、その裏の小部屋に展示されていた「聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ」に衝撃を受けた。木炭と白黒のチョークで描かれたドローイングで、ダ・ヴィンチの筆致が素晴らしく生々しい。

これはこれで十二分に凄い「岩窟の聖母」 
生々しい筆致に衝撃を受けた「聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ」

その後は宗教画から印象派、ポスト印象派まで2時間程鑑賞。

初「シェイクシャック」
早目の夕飯に何を食べようかなとソーホーを歩いていると、ハンバーガーの「シェイクシャック」があった。東京にもお店があるけど、食べたことがなかったので入店してみた。店内でビールを飲めるのはよかったけど、ハンバーガーは至って普通。これなら僕は断然「ファイブガイズ」派だ。

シェイクシャック
値段の割に「うーん」

アップルビル
ロンドンを訪問したら来ないわけにはいかない、サヴィル・ロウの旧アップル・コア本社ビルへ。1962年1月に屋上でビートルズが最後のライブ演奏をしたことで有名なビルだ。数年前にアバクロンビー&フィッチの子供服の店舗だった時期があり、3階まで上がることができた(残念ながら屋上には行けなかったけど、もちろん3階まで上がって感動した!)。その後しばらくはアバクロの事務所になっていたけど、現在はアバクロの表札すらなくなってしまった。今は誰が所有しているのやら(きっと富裕層のビートルズファンだろうけど)。

ルーフトップコンサートの現場
地下レコーディングスタジオへの階段

「1969年1月30日、ビートルズはこの
ビルの屋上で最後のライブ演奏をした」

A Midsummer Night’s Dream
テムズ川沿いのブリッジ・シアターで「A Midsummer Night’s Dream(真夏の夜の夢)」。たまたまシェイクスピアの演目が続く。昨夜観た「Romeo and Juliet」とは対照的に、徹底して現代的な味付けで、「もう少し本来の正統派『ラブコメ』でもいいんだけど」というくらいコメディ度が高い。二幕目の途中で舞台装置にトラブルがあり、一時中断。幸い短時間でトラブルは解消し、再開を告げるアナウンスがあると、客席から応援の歓声が上がる。再開直後にたまたま「accidents」を含むセリフがあり、俳優がそのワードを殊更強調して言うと、さらに大きな歓声と笑いが起こった。俳優の機転と観客の寛容さ、観ていて気持ちがよかった。

A Midsummer Night’s Dream
ブリッジ・シアター
劇場内はまさに真夏の夜の夢

劇場を出てテムズ川沿いのSF映画と中世が入り混じったような風景を眺め、

近未来的な建物群
中世然としたロンドン塔
ほぼSF映画

タワーブリッジを渡って地下鉄の駅に向かう。

タワーブリッジ
タワーブリッジを渡る
橋のたもとのロンドン塔

ホテルに戻って、洗濯して1時半就寝。

この旅、40日目の記事はこちら

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