Day 31【Manchester → Milan】7/21/2025

Italy

LCLの持込荷物サイズ制限問題
8時起床。イタリアのミラノへ向かう。航空会社は初めて利用する格安航空のイージージェット。機内持ち込み荷物のサイズチェックが厳しいと聞いていたので、日本を出発する前に空(カラ)の状態でバッグのサイズを測り、ギリギリ規定サイズ内であることは確認済みだ。しかし、いま目の前にあるバッグは服や防水スニーカーでパンパンに膨れ、どう見ても規定サイズオーバー。もし空港でその事を指摘されたら、バッグからかさばる服を出して重ね着するか、追加料金を支払うしかない。ちょっと心配。

我が愛用のバッグ、どうひいき目に見てもサイズオーバー

マンチェスター空港へ
10時にウーバーでマンチェスター空港に向かう。10時半、フライトの2時間半前に空港到着。搭乗ゲートが決まるまで(ヨーロッパでは搭乗直前までゲートが決まらない)、通路のベンチでiPhoneの「Pages」という文章作成アプリを使って日記を書く。このアプリはWindowsパソコンでもiCloudにログインすれば、iPhoneで書いた文章データファイルにアクセスして編集もできるので便利。

マンチェスター空港

緊張の搭乗・・・
搭乗ゲートの準備が進み、「手荷物サイザー(手荷物の縦横高さのサイズが規定内かどうかをチェックするためのボックス)」がゲートの前に設置される。周囲の旅客の手荷物は、あのボックスに収まりそうな大きさだが、僕のバッグは明らかに収まらない・・・。緊張しながら搭乗口に向かうと、誰も荷物のサイズチェックを求められずに搭乗口に入って行くではないか!無事機内に2つのバッグを持ち込めた(バックパックの持ち込みは無料だが、大きいバッグは有料で予約時に支払い済み)。今回の旅行のロジスティクス面で一番心配していたのが、この「サイズ超過問題」だったので、うまくいって一安心。機内は「ボンジョルノ」の挨拶が飛び交い、もうここはイタリアだ。

「通った」二つのバッグ よかった!
バックパックは頭上の荷物入れではなく、前席の下に置くルール

ミラノ
16時10分ミラノ・リア-テ空港に到着。気温30℃、暑い。

リア-テ空港 暑い!

空港から20分歩いてエアポートホテルにチェックイン。明日観るライブ会場がこの付近なので、ミラノ中心部ではなくこのホテルを選んだ。

ファストホテル・リナーテ
スタイリッシュなデザイン
いまだに使い方が分からない
イタリア式トイレ

炎天下スーパーまで1時間歩く
エアポートホテルでも周辺にスーパーくらいはあるだろうと高をくくっていたが、最寄りのスーパーは徒歩1時間の位置にあるカルフールだった!ウーバーの料金を調べると、片道7分の距離でも約5千円も掛かる。イタリアはウーバー料金が高いのか、これも誤算だった。暑いけど、ライブ会場を下見してからカルフールまで歩くことにした。仕方ない。

明日のライブ会場の入口はホテルから徒歩5分のところにあった。まだ誰もいない。

明日のライブ会場入口
念のため確認ですが、ヨーロッパでは
どこにでもウサギがいるのですか?
花が南国

ナンバー・ファイブ・・・
炎天下を1時間歩いてカルフール到着。食料と酒を購入しようとするが、バナナだけが有人レジを通らない。レジ係の少年はバナナを手にイタリア語で何かを伝えようとしてくれるが、まったく分からない。夕方なのにレジが一つしか空いていないので、自分の後ろには長蛇の列ができはじめる。困っている僕を見かねて、2人後ろに並んでいた女性が英語で「ナンバー・ファイブよ」と教えてくれる。えっ?「5番」って何のこと?後ろの列からのプレッシャーを感じながら「5番」の意味を必死に考える。「5番?、5番!?、5番!!」そうか!バナナは量り売りなので、値札が付いていないんだ!バナナ売り場に戻ると、確かに札に「5番」と書いてある。近くに計量器があったので「5番」を押してバナナを乗せたら、バナナの値札シールが出てきた。やった!バナナを買えた!!

カルフール
「5番」!
ちゃんとバナナの値札が出てきた

グルメの国、イタリア
ホテルへの帰路、喉が渇いたのでダイエット・コーラでも飲もうとグローサリーストアに立ち寄ったら、レギュラーのコーラしかない。コーラ以外もダイエット飲料は見当たらない。きっと、イタリアは「美味しさ>ダイエット」の国なのだ。汗だくで久々に飲んだレギュラー・コーラは天にも昇る美味しさだった。砂糖って美味しいんだ。喉の渇きもバッチリ癒えた。

「うまい」の語源は「あまい」

夕飯はホテル併設のレストランで。赤ワインをお願いしたら白ワインが出てくるし(大きな問題ではないのでそのまま飲んだ)、「シーザーサラダって1人には量が多い?」と聞いたら、「両手の平くらいの大きさだから大丈夫よ」とジェスチャー付きで説明されたから注文したのに、大皿にきっちり2人分はある。ちょっとしたカルチャーショックを受ける。でも、パスタは「今まで食べてきたパスタはなんだったんだ?」というくらい美味しかった。イタリア産トマトを信じ切ってる感じ。いやぁ、恐れ入った。ずっとここにいたら太りそう。

どう見てもサラダは2人分
素材のチカラを最大限活かしたパスタ
どこか和食に通ずる
ホテル併設のホテル

洗濯して1時半就寝。

この旅、31日目の記事はこちら

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