Day 30【Manchester: Oasis Night 5】7/20/2025

Oasis

【「oasis Live ’25」7公演目】
9時起床。小雨。一日中雨の予報。ビュッフェにタマゴサラダがあったので、パンにハムを乗せてタマゴサラダを敷きつめてみたら、ほぼ日本のハムタマゴサンドができた。美味しかった。

葉物野菜!
ハムタマゴサンド!

SIM交換
日本を出て30日が経つので、スマホのSIMカードを今日から有効なものに差し替える。

今回は物理SIMとeSIMを併用してみた

今日持っているのは入場ゲートが公園の入り口から遠いVIPチケット。疲れているし天気も悪いので、「フロント・フロント」最後方のバリア前を狙うことにした。

ヒートン・パークへ、ウーバー素晴らしいサービス
14時前に会場付近に到着。昨日からウーバーで行き先を「ヒートン・パーク」に指定すると、自動的に公園から少し離れたところが指定されてしまう。混雑防止の対処だろう。ウーバーのドライバーは気が利いていて、「指定場所まで行くと、雨の中を15分も歩かなければならないから、公園の目の前で停めるよ」と言ってくれる。柔軟で合理的なサービスだ。素晴らしい。

事前にSNSで得た情報通り、国内各地から観客を乗せたシャトルバスがノース・ゲート付近の駐車場に到着するため、ゲートに向かって長蛇の列ができている。「これは一般入場客の列だ」と判断して(VIPチケットも一般チケットも同じノース・ゲートから入場するため)、列の横をドンドン先に進む。道幅が狭いので列の最後尾から早足で歩いても、ゲートに着くまで10分以上かかった。

左が一般入場の列

早く会場に入りたい!、最低なサービス
ノース・ゲートに着くとVIP優先入口があったので、スタッフにチケットを見せる。すると「ここから徒歩10分の『ステイブルズ』で展示会を見て、VIP用リストバンドをもらわないと入場できない」と言う。いやいや、そんなことをしている間に「フロント・フロント」が埋まってしまうではないか。「展示会は日本で見たから見る必要はない」と粘るも、スタッフは「展示会を見てから優先入場してください」の一点張り。ファンは展示会を見に来ているのではなく(中にはそういう人もいるかもしれないけど)、ライブを観に来ているのだ。展示会を見ている間に希望する場所からライブを観られないようでは本末転倒ではないか。

ノース・ゲート再訪
ステイブルズに行く途中にいた牛たち

仕方なく「ステイブルズ」に行ってリストバンドを貰い、きびすを返す。

展示会場に入るのも時間がかかる
展示はほんの一瞬見た
VIP用リストバンド

やっと入場
展示会場まで往復して「フロント・フロント」に入場できたのは15時だった(公園到着の1時間後)。既にバリア前は埋まっていて、かなり右端まで行ってようやくスペースを見つけた。

今日はここから

しばしの晴れ間
スマホ画面が反応しない程の強い雨が降るが、しばらくすると小雨になって、やがて止んだ。雨で気温が下がり、体感では今日が一番寒い。サポートアクトのリチャード・アシュクロフトが演奏する頃には一時的に晴れた。

一時的に晴れた

雨のオアシス
オアシスが登場する頃には雨雲が戻ってきてしまったが、会場内では大量のスモークが焚かれ盛り上がりを見せる。

戻ってきた雨雲
戻ってきたスモーク

マンチェスター公演最終日、バンドは絶好調のようだ。

ギャラガー・ヒル
「Cigarettes & Alcohol」の冒頭では、通称「ギャラガー・ヒル」に集った人々がスクリーンに映し出された。今回のマンチェスター公演中、チケットを持たない何百人ものファンが会場近くの丘に集まって、流れてくる「音」を楽しんだことから、その丘は「ギャラガー・ヒル」と呼ばれるようになった。マンチェスター市当局はこの動きを問題視したが、バンドメンバー、特にリアムがそういったファンを応援したそうだ。オアシスらしい気骨溢れるエピソードである。

今日はスモーク・マシマシで
楽しそう

今は夏だよ・・・、厳寒のライブ
ライブ中は冷たい雨が降り続き、手がかじかむ寒さ。寒すぎて酒も進まず、泥酔い客はほとんど見かけない。

雨の効能
しかし、雨でもいいことがあった!晴れると終演前後まで明るいのに、今夜は早く空が暗くなったので、「Champagne Supernova」でライティングがフルに効果を発揮。なんて美しい光景だろう。

終演後、雨でぬかるんだ泥の地面に足を取られながら公園を通り抜けてホテルに戻る。

公園内の地面はドロドロだ 長靴の出番

ワインオープナーがない!、素晴らしいサービス
この寒さでは冷えたビールを飲む気になれず。部屋に戻ると、念のため買っておいたミニボトルのワインがあった(自分で言うのもおかしいけど「念のため風邪薬を買う」は分かるが、「念のためワインを買う」ってどういうこと?)。冷えた身体を温めるのにちょうどいいと思い、バーにワインオープナーを借りに行く。スタッフ(夜はフロントとバーを兼務)が「あれ?ここにあったはず」「こっちかな?」とバーのあちこちを探してくれるが見つからない。ハサミの先で開栓を試みてくれるが、コルクはピクリともしない。危ないので「ありがとう。大丈夫だよ」とお礼を伝えて、ワインは諦めた。

良いサービスと悪いサービスの両方を受けて、サービスについて考えた一日。

「念のため」買ったワイン

これでマンチェスター全5公演が終了。明日の荷造りをして2時就寝。

この旅、31日目の記事はこちら(明日はミラノに移動します!)

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