Day 4【Belfast: Van Morrison Night 2】6/24/2025

Van Morrison

朝食後、腹ごなしにタイタニック・クォーターまで往復90分の散歩。

タイタニック号建造に関する展示施設、タイタニック・ベルファスト

ヴァン・モリソン
今夜は、友達のディヴィッド(アメリカ人)、ストックホルムからお母さんと来た、孝行息子のディヴィッド(スェーデン人)と同じテーブルで隣り合わせた。

10〜12名でテーブルを囲む
前菜
メイン

メインディッシュが終わってデザートがサーヴされた後、アメリカ人の方のディヴィッドがサイン入りニューアルバムのレコードを持って帰ってきた。会場の入り口で販売しているという。サイン入りレコードとCDを購入して、その足で自室に置きにいく。会場に戻ると、先程支払いに使ったJALのクレジットカードがない!部屋に行った時に落としたかと思ったが、道中にも部屋の中にもない。ポケットの中にもない。レジのスタッフに聞いてもない。「困ったな、カードを止めなきゃ」と思っていると、ディヴィッドから「カードを預かっているよ」とメッセージ。急いで席に戻ってカードを受け取る。買い物した後、机にレコードを置いて写真を撮った時にテーブルに置き忘れてしまったらしい。たまたま同じテーブルの男性客が置き忘れたカードに気づいてディヴィッドに渡してくれたのだ。落としたのが、JALカードだったのもラッキーだった。何せ、400人程の観客の中で、日本人を含むアジア系は僕一人なのだから。

会場入り口の即席売店
ここにカードを置き忘れたらしい
興奮しすぎた
デザート

ヴァン・モリソンとエレベーターで同乗!
デザートを食べていると、ツアースタッフが昨夜サインをお願いしたレコードを席まで届けてくれたので、ライブが始まる前に3階の自室に持っていった。1階の会場に戻ろうとしてエレベーターの扉が開くと、そこにはヴァン御大とツアースタッフのP氏が乗っているではないか!これ以上ない想定外の展開!御大はエレベーターの奥に立っているが、話しかけられる雰囲気など皆無なので、ポーターのようにエレベーターの端に立ち、3階から1階までの数十秒間息を止めた。1階に着いて扉が空くと、御大は「ここで降りるのか?」とP氏に尋ね、P氏は「まだ1階です」と簡潔に答える(ヨーロッパでは、日本の2階が1階で、日本の1階はグランドフロアという)。

御大と乗り合わせたエレベーター

肝心のコンサートの内容については、ようやくニューアルバムから2曲が演奏され、80年代のオリジナル曲も多数演奏された。ヴァンの歌声は力強く、とても8月に80歳を迎えるとは思えない。

エッジが効いてブルージーな「Baby, Please Don’t Go」をライブで観られて嬉しかった。

終演後、P氏にサインのお礼を伝え「さっきはエレベーターの中で死ぬかと思ったよ」と言ったら「御大には『彼はウェイターです』と言っておいたよ」とイギリス・ジョークで返された。たしかに高級ホテルのディナーショーなので、紺色のブレザーを着ていたけれど。

会場で再会したフミコさんに緑茶のお土産を渡して部屋に戻る。「ケリーズ・パブ」まで行ってみたが、23時近いので店には入らず、少し散歩してホテルへ。洗濯して2時就寝。サインをもらうという最初のミッションを達成できたからか、グッスリ眠った。

持参したレコードにもサインをもらえた

この旅、5日目の記事はこちら

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