Day 59【Dublin Killiney Hill: Filming location of the movie “Once” 】8/18/2025

once Ireland

9時起床。昨夜でオアシスのライブが一段落し、祭りの後のような寂しさとささやかな達成感とともに朝食を取る。

いつもの朝食

気持ちのいい天気だし、映画『Once ダブリンの街角で』のロケ地である「キライニー・ヒル」へ向かうことにする。「キライニー・ヒル」はダブリン湾の南端に位置する丘で、U2のボノやエンヤなどのセレブが住む高級住宅地としても知られる。映画の中盤で「男」と「女」がバイクを走らせて向かう場所で、以前から行ってみたかったのだが、ダブリン中心部から電車に30分乗った後、さらに徒歩30分、片道1時間の所要時間はハードルが高かった。

DART(電車)に乗る
海外で苦労するのが、電車の切符を購入することだ。鉄道会社によって券売機のシステムやユーザーインターフェイスが異なり、最初に何を押せばいいのか見当もつかないことが多い(国際空港から中心地に向かう電車に乗る時は、券売機の近くにスタッフがいて買い方を教えてくれることもある)。タラ・ストリート駅に着くと、券売機はゲール語(アイルランド語)と英語が併記されており、周辺にスタッフもいないので苦戦が予想されたが、1)乗車駅、2)降車駅、3)片道/往復チケットの順に画面をタッチしていったらスムーズに切符を購入できて、ちょっと拍子抜け。

難易度高そうな券売機
片道€5.20(千円弱)
DART

30分程、海沿いを走るDART(電車)の車窓から海を眺め、ドーキー駅で下車。

平日の昼間、空いた車内
車窓から干潟が見える
ドーキー駅
ノウゼンカズラが咲いていた
赤い矢印に沿って30分程歩く

キライニー・ヒル
駅を出て大豪邸だらけの坂を上って公園に入り(気後れして写真を撮り忘れるくらいの豪邸街だった)、急勾配の丘を登り切ると、映画のロケ地は簡単に見つかった。

公園の入口
公園に入り、頂上を目指す

それはダブリン湾に面した丘の頂上の一角にあった。映画では、丘を登りながら「女」が初めて身の上話をする。「男」はその話しに驚き、この写真の場所で「女」の真意を確かめようとするが、はぐらかされる。2人に未来があるのか否か、まだ分からない。そんな重要なシーンが撮影された、念願のロケ地に来ることができてよかった。

完全に一致
映画「Once」より
見渡す限りの絶景
穏やかなダブリン湾
振り向くと公園のランドマーク

しばらく穏やかなダブリン湾を眺めてから丘の反対側に降り、キライニー駅に向かう。

往路とは逆方向に降りる
高級住宅地を抜ける
吸い込まれそうな路地
石垣にケルトを感じる
海まで下る

キライニー駅はビーチ沿いにあったのでビーチに行ってみると、気温20℃前後なのに海に入っている人たちがいる。のんびりしていい感じ。

穏やかなビーチ
ちらほら泳ぐ人が

DARTに乗ってタラ・ストリート駅に戻る。

キライニー駅
ダブリン中心部に戻る

グレン・ハンサードについて
映画『Once ダブリンの街角で』でミュージシャン役の「男」を演じ、自身も素晴らしいミュージシャンである、グレン・ハンザードとは何かと縁がある。初めてグレンを観たのは、2024年3月に開催されたロジャー・ダルトリー(The Who)の「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト」というチャリティ活動に対する長年の功績を讃えるためのコンサート。ロバート・プラント、ポール・ウェラー、エディ・ヴェダーといったロジャーと親交の深いミュージシャンが演奏する中、グレンはエディのサプライズゲスとして登場。なんと、エディと『Once』の挿入歌「Falling Slowly」をデュエットしたのだ!これは嬉しい驚きだった。


2度目は今年(2025年)2月。ベルファストでヴァン・モリソンのライブを観に行ったら、グレンも最前列にいた。デビュー前からグレンがヴァンと縁があることは知っていたが、まさかライブ会場で出くわすとは思わなかったので、びっくり。後日、ロンドン在住の友達ジェフに話したら、「グレンは凄くフレンドリーで、ライブ終了後にファンと飲みに行くこともあるから誘えばよかったのに」とのこと。いやいや、畏れ多い。一緒に飲みに行かなくてもいいから、いつか彼の単独ライブを観てみたい。

ダブリン最後の夕食
一度ホテルに戻って17時半、夕食を取りに「クエイズ・アイリッシュ・レストラン」再訪。

クエイズ・アイリッシュ・レストラン
17時半、まだ空いている店内
ほぼ文字だけのメニュー

今夜もスターターはクリーミーシーフードチャウダー。前回より大切りの魚介と野菜がゴロゴロ入っていて美味。メインは先日隣の客が食べていて気になった、見た目のインパクト大な「バンガーズ&マッシュ」。豚肉と玉ねぎのソーセージとマッシュポテトを、セロリを煮込んだ赤ワインのソースが取り囲む。ソーセージは臭みがないが、香草ともよく合って美味しかった。店に着いた時にはガラガラだった店内は、その1時間後には満席に。

クラムチャウダー
バンガーズ&マッシュ
18時半には満席に

公園で食後の散歩。19時でもまだまだ明るい。オアシスのポップアップショップの前を通りかかると、すでに店内は空っぽだ。本当に終ってしまったんだ、と実感。

セント・スティーブンス・グリーン
まだまだ明るい19時
祭りの後

ホテルに戻って荷造り。いささか疲れたので、23時就寝。

この旅、60日目の記事はこちら

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