【「oasis Live ‘25」12公演目】
28泊分のパッキング
9時半起床。朝食後、明日からの遠征に備えて買い出し。オアシスの次の公演地であるエディンバラやダブリンなどを巡り、次にロンドンに戻るのは9月1日の予定。今から28泊分の荷造りをする。雨の多いスコットランドやアイルランドでは観光ツアーに参加するので、防水の防寒具が必須だ。どうしても荷物が増えて重くなってしまう。部屋で四苦八苦すること2時間、ようやく荷物がまとまる。オアシスのマンチェスター公演のVIP専用グッズが増えた分(ホテル宛に送ってもらった)、荷物を3つもホテルに預かってもらうことになってしまった(大型スーツケース1つとビニールバッグ2つ)。


ビニールバッグ2つを預かってもらう算段
雨のウェンブリースタジアムへ
17時ウェンブリー・セントラル駅到着。スタジアムまでは徒歩20分もかかるのに、駅を出ると雨が降り始めた。ドンドン雨脚は強まり、思わず一番近くの大きな庇のある店の軒先に飛び込んだ。既に多くのオアシスの観客が雨宿りしている。会場には傘を持ち込めないので、仕方がない。しばらくすると雨が弱くなってきたのでスタジアムに向かって歩き出すと、またすぐに雨が激しくなってきた。ちょうど目の前に公衆電話ボックス(既に電話は撤去され、空のボックス)があったので再度雨宿り。

17時半にスタジアムに着く頃には雨は上がっていた。



今日は1階スタンドの通路側センター席。いつの間にかまぶしいくらいの太陽が出ていた。サポートアクトが演奏している間、オアシスのライブで初めてビールを飲んだ。これまでは、場所を確保し続けなければならないスタンディングだったり、通路から離れてトイレに行きにくい指定席だったりで、アルコールは我慢していただけに、このビールの味は格別だった。



演奏中、既にスタジアムはパンパンだ
オアシス
初めてピッチスタンディングの聴衆越しにステージを観る。自分自身がライブの一部でありながらも全体を俯瞰して観られる、最高の景色だった。ステージ上のメンバーは、自分たちがオアシスであることを楽しんでいるように見えた。






「Roll With It」が始まる前にリアムとノエルが言葉を交わすのを見ると、彼らがリラックスしているのがよく分かる。このツアー中にこんな光景を見られるとは思わなかった。


アンコール



悲しい知らせ
帰路、友達のカルロス(ベネズエラ人)がMessengerで「昨夜(土曜日)のライブで40代の男性観客が上層階のバルコニーから転落して亡くなった」という痛ましいニュースを教えてくれた。亡くなった男性は最終曲のアウトロで花火の打ち上げが始った際、退場を急いだ観客のうちの一人で、ビールで濡れた床で足を滑らせたらしい。なんということだ。

ホテルに戻ると、オアシスの次の公演地であるエディンバラの会場案内が届いていた。入場ゲートによってはかなり遠回りさせられそうだ。

洗濯して2時半就寝。
この旅、45日目の記事はこちら(湖水地方へ向かいます)



