9時起床。朝食兼昼食を取って散歩。


マンチェスターのシンボルは?
マンチェスターの街を歩くと、よく蜂をモチーフにしたものを見かける。調べてみると蜂はマンチェスターのシンボルで、産業革命期に人々が勤勉な働き者(働き蜂)だったことに由来するという。さすがは産業革命の中心地、自らが働き蜂であったことを誇るなんて頭が下がる。



科学産業博物館
科学産業博物館に行ってみたが、『地球の歩き方 イギリス 2024〜25年版』に注意書きがあった通り、大規模な改修工事中のために多くの建物と展示物を見られなかった。特に「マンチェスター〜リバプール間に1830年に開通した世界最初の旅客鉄道の駅舎を利用した博物館」が閉鎖されていたのは残念だった。



産業革命期にマンチェスターで綿工業が盛んだったことを知り、染物屋の息子としては一気に親近感が湧く。



近代的な高層ビルを眺めながら運河沿いの道を歩くと、街の違う顔が見えた。



一昨日まで滞在していた「ホリデー・イン」に3度目のチェックイン。スーパーに買い出しに行って、2日分の洗濯。
旅行中の洗濯方法について
最近ヨーロッパではランドリーサービスのあるホテルは少ないし、なによりもお金を節約するために洗濯は手洗いだ。
洗面所のシンクに水かお湯を溜めて、旅行用手洗い洗剤を入れて手でジャブジャブ洗う。洗剤は硬水にも軟水にも対応するという、ジェルタイプの「トラベル・ウォッシュ」。チューブ1本で20回まで洗濯が可能だし、粉末タイプより手洗いしやすいので旅の必需品。


手洗いした衣服は手で絞って水気を切る。さらに仕上げとしてバスタオルの上に衣服を広げてから包み、足で踏む。

以前は手で絞っていたが、衣服を包んでバスタオルを丸めると丸太の棒みたいになって、絞るのに力がいる。昨年の長旅中、毎晩丸太の棒を絞っていたら左腕の筋を違えてしまった。帰国後、左腕の痛みが治まらないばかりか、右腕も痛み出したので、生まれて初めて整骨院に行った。診断してもらうと、痛い左腕をかばっているうちに無意識に右腕を酷使しているのが原因とのこと。なるほど、心当たりはある。2カ月間通院して定期的に揉み解してもらったら、痛みは治った。以来、脱水の仕上げは足踏み式に切り替えた。
靴下や下着類は日本から持参した小型洗濯ハンガーに干し、シャツ類はホテルのハンガーに干す。下着類はユニクロの「速乾」を謳ったものであれば、翌朝には乾いていることが多い。

夜の気温を体感するために、22時頃軽く散歩。明日は雷と雨の予報だが、オアシスのマンチェスター公演で「フロント・フロント」に入れる最後のチャンスなので、早目に会場に行く事に決めた。24時就寝。
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